頼りになる存在

気温が高い日は半そでのシャツで過ごす園児の姿も見かけるようになりました。田んぼのオタマジャクシも水の中でウジャウジャと泳いでいます。あんなにたくさんいるオタマジャクシですが、不思議なことにカエルになるとそんなに数は多くありません。来月の田植えの前に「田おこしや代掻き(しろかき)」をしますので、家に持ち帰って観察されたい方は牛乳パックなどでお持ち帰りください。
今年も田んぼで育てた子鹿米を秋の収穫祭では全園児がおにぎりにしていただきます。幼稚園の庭でできた子鹿米は特別な美味しさなので今から楽しみです。
田おこしや代掻きは専門業者の「徳受園」に毎年お世話になっています。稲苗の根から栄養をたくさん吸収できるようにするためには、田んぼの苗床の状態をよくするのが一番かなと思うので、専門の方々の知恵や技能に頼るようにしています。そして、すくすくと稲が育つ様子をみて間違いないと確信をしています。

おこがましい考えではありますが、子育ても同じように感じます。専門の知識や技能を持ち合わせた教師が子どもたちの成長に関わることで、より良い育ちを生み出すことができる。そう信じています。

保護者の皆様は、この時期は園から持ち帰るプリントも多く、新しい環境に慣れようと頑張ることも多いので、いつも以上にエネルギーを使うことでしょう。幼稚園の先生たちは皆さんの心のエコの達人なので頼ってみてください。また、家庭では日頃の頑張りに対して家族そろって褒美の時間を作ることも忘れないでくださいね。嬉しいこと、楽しいことを実行して次に頑張るエネルギーをフル充電しましょう。

園長 熊田佳美

お子さまの進級・入園おめでとうございます

思いがけない寒の戻りに震えていた桜の花びらも満開になり、嬉しい春を迎えました。園児たちや保護者の皆様が楽しみにしておられる新学期が始まります。
職員も皆さんと同じくらいワクワクしながら新しい年度に向けて保育室の清掃・環境準備や保育活動計画の話し合い、園児の引継ぎなどをしっかりと進めておきました。また、園庭の遊具やアスレチックの点検、砂場の清掃・消毒、エアコンの内部分解洗浄を行い、子どもたちが安全に遊び、過ごせるようにメンテナンスも毎年実施しています。

園児も保護者も職員も、それぞれに新たな環境を迎えます。初めての集団生活や初めて関わる担任、お友だち、保育室。大人でも緊張や不安を持つくらいなのですから子どもが緊張感を抱くのは当たり前ですね。朝、自分一人で園バスに乗り込む時、靴箱で保護者が「じゃあね」とお帰りになる時、「大きな声で泣き叫ぶ」のスイッチがONになる子もいるのではないかと思います。その瞬間、わが子を手放すのは辛いことでしょう。先生やお友だちが優しくないのではないか。離れたクラスに一緒になりたかったお友だちがいたのではないか。たくさんの理由が思い浮かぶと思いますが、一番の辛い理由は、大好きなお母さんと離れることです。社会生活の一歩を踏み出すための試練だと考えて、お子さんと一緒に頑張りましょう。笑顔で送り出し笑顔で迎える。そんなお母さんでいてくださいね。子鹿幼稚園は、先生と子どもと保護者の皆様の距離が近く、気さくにお話ができる所がとても良いと思っています。もしもわからないことや心配なことなどがあった時は、ためらうことなく声に出すようにしてみてください。自分一人のエネルギーだけでは解決できないことも、周りの人がヒントをくれて安心に繋がっていくことでしょう。

幼稚園生活の楽しさや充実感を皆が一緒に感じていけますように。

園長 熊田佳美