凍えるような寒さの中でも芽を伸ばしているチュウリップや梅の木の蕾を見ると春がすぐそこまで来ていることを感じます。子鹿パーティー劇の発表では、条件付きにもかかわらず参観いただきましてありがとうございました。園児たちの発表はいかがでしたでしょうか。
舞台の発表となると「ストーリー」「台詞」「ダンス」「舞台上での立ち位置」「登場、退場の仕方」など、覚えることがたくさんあります。期間が決まっているにもかかわらず、学級閉鎖や病症で欠席せざるを得ない様態で思うように活動が進まず、完成まで間に合うのか心配もしましたが、そんな心配をよそに子どもたちはお客さんに見せることをずっと楽しみにしていました。また昨年は恥ずかしさから表現しなかった男の子が、一人で台詞を話し、演技をしていた姿を見て、人前が苦手だった子どもが人前で演じることができるようになった変化をとても嬉しく思いました。
時に後退しながらもホップ、テップ、ジャンプ!で大きくなっていく子どもたちの姿に元気をもらった子鹿パーティーでした。残りわずかになってきましたが、卒園、修了の日まで一緒に過ごしてきた友だちや担任の先生と毎日を大切に、思い出を作れますように。
園長 熊田佳美