応援してくれる人の存在

記録上最も遅い夏日となったプレーデー。雨が明け方まで降っていたり、手足口病などの影響を受けて前日まで欠席者が多かったりと、当日の朝を迎えるまで心配と対応が頭をよぎっていました。いざとなり、天候は晴れ!欠席者は無し!ということがわかり園児全員が出席の最高の条件で実施できたことが本当に嬉しいです。
危険な暑さが長く続いた季節を見送り、室内や園庭をうまく利用しながらプレーデーに向けて保育活動が展開されていました。どの子も演技やかけっこが好きな様子で「やりたくないから見てる」と言う子どもがいなかったです。回数を重ねるたびにどんどん走り方が頼もしくなったり演技が明確になったりしていき、ご家族の皆さんに披露する意欲が高まっていたところでプレーデーの日を迎えることができました。
今年から始めた満3歳児のひつじ組とバンビルームの親子も加わって賑やかにプレーデーが進み、大勢の前でいつもと変わらぬ元気なかけ声や姿でポケモンの演技を見せてくれた年少さん、練習を頑張っていた演技の隊形移動を自分たちだけで成功させ、玉入れでは接戦の勝負を見せてくれた年中さん、プレーデーの行事に気合い十分で演技やリレーに全力で取り組んで、ひつじ組の子どもとペアでお世話をしてくれた年長さんというように年を重ねるごとに頼もしく力をつけて成長している様子を感じることができました。プログラム最後の種目、年長クラス対抗リレーはひとり一人が精一杯走る姿を見ながら幼稚園時代の数年間でこんなに変わるんだ、子どもが伸びていく力ってすごい!と感動をもらいました。
プレーデー当日は子どもたちが特に張り切っていたように感じました。 応援してくれる人たちがいることが大きなエネルギーになりました。ありがとうございました。

園長 熊田佳美