6月に毎年おこなっている保護者参観日は、梅雨に入り始める時期ではありますが、園児たちの園生活リズムができてクラスの活動がより充実し始めるタイミングでもあるため、日頃の一コマをご覧いただき様子を知っていただくチャンスとして実施しています。幼稚園でのお子様、クラスの友だち、担任の先生、園内の様子などはいかがでしたでしょうか。
年長クラスでは、年少、年中からの成長、年中クラスでは昨年からの成長、年少クラスでは園の集団生活での姿を感じていただけたものと思います。
朝の会で一人ひとりが返事をしてお互いの存在を確かめあったり、声をそろえて歌ったり、先生の説明を聞きながら手元の制作を進める姿を見るだけでもよく頑張っていて嬉しい気持ちになりますね。
参観の終わりには担任から一言お伝えする機会がありました。一言、二言ですがクラス運営の状況をお子さんの子育てに参考にしていただけたら幸いです。特に、大人の仲介がなくても友だちと遊びを進めていけるようになる年中さんくらいの子どもたちは、ちょっと目を離しているうちにドラブルや誤解が生じやすく、その時の状況を後で聞いても本当の事がわからなくなりがちです。そのため、「見守る」ことを心がけるようにいつも務めています。
子どもたちは、みんな自分が一番。なので、トラブルが起こったときは見届けた大人の公平な教えが必要になります。もしも家に帰って何か心配なつぶやきがありましたら早いうちに先生にお知らせください。園での事実を詳しく保護者の皆様にお伝えできるかと思います。
また保護者同士も良好な関係でいることが子ども同士の良好な関係に繋がることも少なくありません。どうぞ、園庭開放や公園での遊びなど保護者の皆様もお子さんの姿を見守りながら必要に応じて言葉をかけて、子ども同士お互いに気持ちよく楽しく関係を築いていけるように手助けをしてあげてください。
園長 熊田佳美