元旦から北陸の大地震や羽田空港の航空機事故が起こり、なんとも辛く胸痛む新年のスタートになりました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。改めて万が一の出来事が起こった時に対する「備え」や「対策・訓練」の心構えを見つめ直すよう気持ちを引き締められた思いでおります。
園ではコロナの影響で制限が多かった生活が緩和されて活動や参観などの行事も以前のように伸びやかに出来るようになりつつあります。当たり前にしていたことでも改めて嬉しく感じながら何でも出来るのは喜ばしいことですね。今年も健康に充実した毎日になりますように。どうぞよろしくお願いいたします。数年間コロナ禍を過ごしたことで新たな発見もたくさんありました。併せて少子化の影響で園児数が少なくなる時代をこれからは過ごしていくことが予想されます。そのことを踏まえて、ひとり一人の園児の体験や指導に余裕をもってできる活動方法や行事の企画等に工夫を凝らして、より良い園生活にしていきたいと思います。
さて、いよいよ3学期となり、一学年の集大成を迎えます。
親しみが深めつつあるクラスの友だちや担任の先生と力を合わせて子鹿パーティーの劇やオペレッタに取り組んで頑張る姿が見られるようになるかと思うと今から楽しみでなりません。また、母子分離を経てお弁当や園バス体験を進めて園児の生活に近づきつつあるバンビルームの子どもたちの入園も同じように楽しみです。
「もっと頑張っておけば良かったな。って後で思わないように全部の力を出し切って頑張ろうね」
私がいつも年長さんに向けて行事の発表の前にかける言葉です。後悔無く、満足感や達成感を見つけながら毎日過ごせたら嬉しいです。
園長 熊田佳美