日々成長している子どもたち

 いつの間にか季節は秋に変わり、日が短くなったり朝晩の冷え込みを感じたりするようになってきました。雨天の多い年度を過ごしてきましたが、平日の実施とはいえ園児全員が参加して無事に「プレーデー(運動会」)を終えることができ、園児たちのそれぞれの成長の節目をご覧いただけたのではないかと実感しています。ご家族の皆様には、新型コロナウイルス感染症予防を踏まえての開催に関わるお願い事に協力いただきまして本当にありがとうございました。

 これから迎える11月の「お店やさんごっこ(制作活動)」や2月に予定している「子鹿パーティー(舞台発表)」も保護者の参観を中止したり制限したりする中での実施になるため、PTA予算でお伝えの通り「行事記念DD」を園主体で作成し、皆さんにお配りできるよう取り組んでおります。
引き続き、ご理解とご承知をよろしくお願いいたします。

 それにしても、年長さんの「南中ソーラン」の演技や「クラス対抗リレー」は見応えある種目でした。可愛い動きで「かけっこ」や「ダンス」を大勢の人の前で初めて披露した年少さん、1年の成長の大きさが目に見えて感じた年中さん、そこからの更なる成長に感動し、とても嬉しい気持ちになりました。意識して鍛えてできるようになる成長と日々の生活の中で自然に身につく力がありますが、自由遊びの時間に「逃走中」と言いながら夢中で走り回る年長児の走るタイムは日に日に速くなっていたように感じます。また、園庭開放の時間も右から左へ、左から右へとどこまでも走っている子どもたちや、アスレチック脇の築山を丸太に合わせてぴょん、ぴょん、と下りてきたり駆け上がったりする子どもたちを眺めていると、全身を使って遊びながら足腰が鍛えられている様子がよくわかります。今後も日々の積み重ねで力をつけて、益々頼もしく育っていくことでしょう。

園長 熊田佳美