気温が高い日は半そでのシャツで過ごす園児の姿も見かけるようになりました。田んぼのオタマジャクシも水の中でウジャウジャと泳いでいます。あんなにたくさんいるオタマジャクシですが、不思議なことにカエルになるとそんなに数は多くありません。来月の田植えの前に「田おこしや代掻き(しろかき)」をしますので、家に持ち帰って観察されたい方は牛乳パックなどでお持ち帰りください。
今年も田んぼで育てた子鹿米を秋の収穫祭では全園児がおにぎりにしていただきます。幼稚園の庭でできた子鹿米は特別な美味しさなので今から楽しみです。
田おこしや代掻きは専門業者の「徳受園」に毎年お世話になっています。稲苗の根から栄養をたくさん吸収できるようにするためには、田んぼの苗床の状態をよくするのが一番かなと思うので、専門の方々の知恵や技能に頼るようにしています。そして、すくすくと稲が育つ様子をみて間違いないと確信をしています。
おこがましい考えではありますが、子育ても同じように感じます。専門の知識や技能を持ち合わせた教師が子どもたちの成長に関わることで、より良い育ちを生み出すことができる。そう信じています。
保護者の皆様は、この時期は園から持ち帰るプリントも多く、新しい環境に慣れようと頑張ることも多いので、いつも以上にエネルギーを使うことでしょう。幼稚園の先生たちは皆さんの心のエコの達人なので頼ってみてください。また、家庭では日頃の頑張りに対して家族そろって褒美の時間を作ることも忘れないでくださいね。嬉しいこと、楽しいことを実行して次に頑張るエネルギーをフル充電しましょう。
園長 熊田佳美