子育てに必要なマジック

一年の中でも一番寒さが厳しい時期。冬休み明けからインフルエンザの感染注意報も耳にするようになりました。手洗いうがいの励行はもちろんですが、十分な睡眠やバランスの良い食事、適度の運動を心がけて病気への免疫力を高めるように心がけましょう。

今年の新年のお楽しみ会は「アンディ先生のマジックショー」。手品でした。会に先駆けて始業式には3人の年女の先生たちからマジックの披露がありました。種明かしを知らないと大人でも「えっ?!」と思うような手品をみると不思議を感じます。たまにインチキっぽい?(笑)手品があっても子どもたちは目をキラキラさせて声を出して感動していました。

いい意味で子どもたちは騙されやすいです。子どもを相手に良くない嘘はついてはいけませんが、子どもの気持ちに添って作り話をしてあげた方がいい時があったりもします。子どもについた嘘がやる気力や慰めにつながって子どもの行動にいい影響を与えることがあるからです。私はたまに担任の先生から声がかかり、一芝居うちに行くこともあります。素直な気持ちを持っている子どもたちは大人の言うことを信じて反応します。心して演じなければと思います。成長していつか信用しなくなる時が来たら、その時は、もうだましが効かない年齢に育ったのだと思いましょう。

いい意味で子どもをその気にさせるのは育児のマジックだと思います。私たち大人が一人ひとりの子どもの成長に必要な手品のコツをつかんでマジックを成功させていけたらいいですね。

園長 熊田佳美

新しい時代を迎えて

謹んで新年のお慶びを申し上げます。今年は30年間続いた平成の時代から新しい元号の時代に変わる年ですね。新時代を迎える年の初めということもあり、一段と新たな気持ちが高まります。昨年の終わりに2学期の保育活動を振り返る反省会を職員で行いました。クラス運営や幼稚園運営についての一人ひとりの先生たちから話を聞き、改めて子どもたちが日々の積み重ねで力をつけて伸びていることや保護者の皆様に力添えをいただいていることを感じました。

また先生たちからは反省すると同時に3学期に向けての課題や目標が掲げられ、学年度末の保育のしめくくりと進級や就学への繋ぎが安心して迎えられる気持ちになりました。子どもたちの育ちの課題やクラス運営の目標が一つずつ達成され、より良い毎日が送れるように、私も判断力を磨き日々の保育運営のサポートができるように努めたいと思います。

「笑う門には福来る」という言葉があります。長い一年の間には笑ってばかりはいられない時や涙があふれる辛い出来事に直面する時もあるかもしれません。そんな時には笑っている場合ではないかもしれませんが、次に気持ちを切り替える時にこの言葉を思い出し、いつも前向きな姿勢で自分が掲げた目標に近づいていけたら嬉しいですね。前進していくためのパワーの源となる目標をご家庭でも掲げてみてはいかがでしょうか。

 

これから迎える時代が皆様にとって健康で幸多き年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

勤労感謝の日

「澄みきった青空のよ~うに~♬」と年長さんのオペレッタの歌声が響く 季節になりました。晴天の日に空を見上げると、歌詞通りの雲一つないきれ いな青空が広がっていて初冬になったことを感じます。日中は暖かな陽ざし でも朝晩は急に冷え込みます。これからはインフルエンザや胃腸炎など感染 の病気も流行する時期を迎えます。手洗いうがいを励行することやお風呂上 りに体を冷やさないようにすることなど気をつけて、健康に冬を越していけ るように気をつけましょう。ちなみに、日ごろから外でたくさん遊んでいる 子どもは冬の時期に風邪を引きにくい傾向があるようです。

毎年、勤労感謝の日を迎える時期になると、職場体験で中学生が幼稚園に もやってきます。園児たちを迎える前から園児が帰った後までの仕事を見学 し、お兄さん先生やお姉さん先生として園児たちと遊んだりお世話をしたり して過ごしました。最終日には園児たちに絵本の読み聞かせも体験していま した。ほんの数日の関わりですが、お兄ちゃんやお姉ちゃんの取り合いっこ が起こるくらい人気だったみたいです。最終日に中学生たちに率直な感想を 聞いてみました。「人懐っこくて素直な子どもたちだった」「一緒に遊んでも のすごく疲れた。体力がいる仕事だと思った」「遊び方、接し方、掃除の仕 方など色々難しいと思った」「年中の男の子で歯が抜ける場面があり、人類 の成長を感じた」(笑)中学生って面白いですね。将来の夢は様々みたいで したが、「どんな仕事に就くにせよ興味関心を持ったら積極的にチャレンジ して生活体験を豊かにしておきましょう。自分のため、世の中のために働け る人になってください」と言葉を贈りました。

立場や形は違ってもみんな日々働いています。子育てだってそうですね。 「勤労感謝の日」は皆がお互いに感謝の気持ちが持ち合える日になりますよ うに。

園長 熊田佳美

楽しめる人に

平成最後のプレーデーは予定していた日に全員出席で無事に終えることができました。ご家族の皆様には、準備、競技への参加、保護者席からの声援、片づけなど様々な協力をいただきまして本当にありがとうございました。たくさんの方々に応援されて、園児たちはいつも以上に張り切っていたように感じました。年少、年中、年長と成長していく姿をご覧いただけたのではないでしょうか。今年は最後のプレーデーを迎える年長児に、「“もう一回”は無いから、思い切り力を出し切ってね」と言葉をかけておいたのですが、当日の年長児の子どもたちの姿に何度も目頭が熱くなりました。

最近、社会で活躍できる人の育成について「非認知能力(意欲・持久力・集中力など。知能指数などとは違い、数字で計り知れない力)」の必要性が重要視され、教育・保育要領が改訂されました。子どもたちを見ていると、この力が着々と備わっていることが感じられて嬉しい限りです。

この頃は急激に朝晩と冷え込むようになり、一気に秋本番を迎えました。

この季節は、ふれあい動物園、サツマイモ掘り、収穫祭など自然を通じての行事が続きます。自分たちよりも小さい動物たちに餌やりをしたり抱っこをしたり、ポニーの背中に乗って園庭を歩く体験、汗をかきかき土を掘ってサツマイモを収穫する体験、秋の食材を調理して食す体験。どれも皆、心もお腹も満たされる楽しい活動になることでしょう。「楽しい」気持ちは、またやってみたいという意欲やもっとやっていたいという集中力、脳への刺激がたっぷりです。物事を楽しめる。楽しい気持ちで物事に取り組める。そんな子どもたちであって欲しいですね。

園長 熊田佳美

成長の節目「プレーデー」

 台風や雨天の影響で延期になっていた「稲刈り」も無事に終わり、本格的 な「プレーデー(運動会)」に向けての活動時期を過ごしています。同じ学 年のクラス同士でホールに集まって、担任が踊るダンスを見たり真似して踊 ったりしながら振り付けを覚えている様子を見かけました。笑顔で飛び跳ね るように踊る子、真剣なまなざしでワンテンポ遅れて手足を動かしている子、 棒立ちのままの子など子どもたちの姿は様々です。今は踊らないけれどいつ かは踊るよねという気持ちを込めて「ちゃんと覚えてから踊りたいのか な?」と、棒立ちの子どもに敢えて聞いてみました。すると、ニコッと笑っ てうなずいていました。プレーデー本番では全員が表現できることが理想で すが、大勢の人を目の前にして体がすくんでしまう性格の子もいるかもしれ ません。出来ない後ろめたさのようなものを小さいながらに感じながら精一 杯立っているのだろうという見方で温かく見届けていただけたら嬉しいで す。昨年、そうだった子どもが今年は元気いっぱいに踊っています。

最後のプレーデーとなる年長さんには来年のプレーデーはありません。 一人ひとりがそれぞれに掲げる目標に向かって頑張る姿を応援し、達成でき るよう励ます毎日を過ごしていこうと思います。

竹の節目と節目の間は成長の幅が大きいように幼稚園の生活で「プレーデ ー」の節目を通して子どもたちは大きく成長することでしょう。秋は自然も 豊かな時です。園の内外でたくさんの自然にも触れ、日本の伝統行事や季節 ならではの行事を体験し伸びていく姿を想像してわくわくしています。

園長 熊田佳美

いい仲間関係が広がる2学期に!

肌をなでる風が秋の気持ちよい気候を感じさせてくれるようになりました。平成最後の夏は、“命の危険を伴う暑さ”なんて言われる程の猛暑でしたね。そして、毎日のように命に関わるニュースが絶えませんでした。その中の一つ、山林で迷子になってしまった2歳児の男の子を見つけ出した御年78歳の尾畠春雄さんは一躍時の人となりました。失われた命のニュースが多い中、救われた命の話が舞い込み、涼しい部屋でTVを見ていた私もちょっと自分の姿を恥じながらも感動して尾畠さんの登場する画面を見入ってしまいました。何でも7年前の東日本大震災の頃もボランティアの振舞いでは名前が挙がっておられたそうで、65歳の退職年齢を機に40年近く続けた魚屋さんを辞めてボランティア活動を始められて今に至ったとのこと。探し当てた事もそうですが、そのボランティア精神にも脱帽でした。尾畠さんのボランティアは、自分の事は自分で責任が取れる範囲で、相手からの礼や見返りを頑固として受け無い徹底したポリシー。ちょっとやそっとではとても真似できません。「助かった○○ちゃんが大きくなって会う機会があったら何て言葉をかけますか?」の問いには「人が喜ぶような、人のためになることをする人になってね。といいますね」と答えておられました。人生の教科書のような方ですね。
さて、長かった夏休みも終わり2学期が始まりました。
友だちの存在を意識し始める年少さん、友だちと一緒に力を合わせることを学ぶ年中さん、友だちを自分の生活に取り入れて互いに影響し合いながら関係を成長させていく年長さん。“自分の事も、他人の事も大切に”の幼稚園のポリシーが広く大きく伸びる学期になりますように。

園長 熊田佳美

体調に気をつけて梅雨の時期をのりこえましょう

梅雨の時期を思わせる陽気になりました。じめじめとしてどんよりと曇った空や雨の日が続くと気分も何となく憂鬱になってしまいがちですね。 室内での活動が続くこの時期は、子どもたちもストレスがたまりやすくなり ます。ちょっとしたことで泣きやすくなったりかんしゃくを起こしたりと手 を焼く場面も増えるように思います。そんな気持ちを発散しやすいように保 育室では新聞紙を使って思い切り破く遊びや体操の音楽をかけて元気いっ ぱい踊る活動に取り組んでいるようです。年少さんもピアノの音に併せてリ トミック表現や簡単なゲームを楽しめるようになりました。椅子取りゲーム を導入したばかりの年少さんのクラスからはピアノの演奏と子どもたちの 足音や止まったりする音、次々と泣き声(悔し泣き)が聞こえてきてこの時 期の風物詩だ!なんてニンマリとしてしまいます。きっと一年が終わる頃に は誰も泣かなくなっていることでしょう。

また、子どもたちが大好きなプール活動が始まります。天候と気温の上昇 を見ながら安全に楽しい水遊びを実施したいと思います。これからの時期は、 日中気温が高くなるために体調をくずし、発熱の症状や耳下腺炎(おたふく かぜ)などの伝染病の発症が多くなります。予防のために、こまめに手洗い うがいをして、汗をかいたら濡れた衣服のままで過ごさないように心がけま しょう。幼稚園でもプール活動の後は髪の毛をよく乾かしてから室内で休息 をとり、水分補給をするようにしています。

子どもたちは大人の姿を敏感に感じ取っています。保護者の皆様も心身の 疲れをためず、体調を崩されないようにお気をつけください。

★来年10月からの幼児教育・保育無償化について政府の全体像が発表さ れました。これからの動きについて慎重に情報を集め、皆様が恩恵を受けら れますように進めていきたいと思います。

園長 熊田佳美

それぞれの居場所

深緑を吹き抜ける風が気持ちの良い季節になりました。幼稚園の園庭に連動したガーデンタウンの公園にはたくさんの種類の野鳥がおり、様々な鳴き声を聞かせてくれます。そんな仲間たちを知ってか知らずかインコのメロン君がある日逃げ出しました。それもバードウィーク中に。風雨にさらされていないだろうか、カラスに狙われてしまってはいないだろうか…。園児や保護者の皆さんからはお声かけをしていただき、職員も商店街にお遣いに出た時は自転車ではしりながらBC公園の辺りを「メロン、メロン」と呼んでみたりもして過ごしていました。「園長先生、プリンは見つかりましたか?」

「都心では野生化したインコが繁殖しているとニュースでやっていました」「インコは一度だけ戻ってくるそうですよ」など毎日のように声をかけていただきました。管理センターにも通報しておいたので情報があったら連絡をくださるようにしておいたのですがあいにく連絡はないままです。たくさんの人たちから心配してもらっているメロン君の特技はおしゃべり。気の向いた時に一方的にしている独り言ではありますが、ガーデンに生息する鳥たちに話しかけ、無事に仲間入りしている姿を思い浮かべるようにしようと思います。

春の親子バス遠足では、それぞれの家庭の事情によりお母さんでなくお父さんに付き添ってもらった園児もいましたし、幼い弟や妹は託児にしておられたご家庭も多くありました。ご協力ありがとうございました。家族が皆で園児の遠足を応援してくださる気持ちが通じてか、気持ちの良い晴れの日に市原キッズダムまで出かけてくることができました。友だちに「○○ちゃん一緒に遊ぼう」と名前を覚えて声をかけるようになった年少さんや新しいクラスに馴染んだ年中さん、転入園児を迎えて仲間意識がより高まりつつある年長さん。どの子もちゃんと子鹿の環境の中で居場所を見つけたようですね。

園長 熊田佳美

新学期の子どもたちの頑張りに“いいね”

急激に気温が上がり初夏を感じる季節になりました。幼稚園の畑に植えたジャガイモやプランターに植えた苺の苗が活き活きと育ち、鮮やかな緑色の葉を濃くしています。種イモを植えた年長の子どもたちは夏に収穫して食べることを今から楽しみにしているようです。入園、進級から半月近くがたち、どのクラスも少しずつ通常のサイクルでの園生活が回り始めている様子が見られます。以前からバンビルームやお遊びの会、園庭開放などで幼稚園との関わりを作っていただいていたせいか登園時に泣く園児が少なくなっている傾向があり「嬉しいような淋しいような感じですね」とにっこり笑って門からお帰りになるお母さんもいらっしゃいました。その反面、まさかうちの子が泣くとは思わなかった!という保護者の方もおられることでしょう。ずっと一緒に過ごしていたお母さんの元を離れるのですから当たり前の姿として受け止めてあげましょう。子どもたち一人ひとりは性格も違えば発達ペースも違うので、感情の現れ方が本当に様々でいい意味で面白い。どんな表情で過ごしているかな。クラス担任とは距離が近づいたかな。友だちの存在を意識しているかな。そんな事を思いながら園児に接してみると皆新しい環境が気に入った様子で笑顔を見せてくれます。発育測定や入室の手伝いをお願いされた年長児が優しく手を引いて年少児に関わる姿も頼もしく感じています。

これから迎えるゴールデンウィーク前後の時期は、いつも以上にエネルギーを使っている心身の疲れが出やすくなる時でもあります。日頃の頑張りに対して家族そろって褒美の時間を作ることも忘れないでくださいね。嬉しいこと、楽しいことを実行して次に頑張るエネルギーをフル充電しましょう。

園長 熊田佳美

お子さまの進級・入園おめでとうございます

 今年の春は天候に恵まれて「桜の花見」を十分に楽しむことができました。
園児たちや保護者の皆様が楽しみにしておられる新学期が始まります。 幼稚園に集う園児たちが楽しく笑顔いっぱい元気に通えるように、また保護者の皆様が安心した気持ちで私たちにお子様をお預けいただけるように新年度に向けて保育室の清掃・環境準備や保育活動計画の話し合い、園児の引継ぎなどをしっかりと進めておきました。併せて子どもたちが安全に遊び過ごせるように、園庭の遊具やアスレチックの点検、砂場の清掃・消毒、エアコンの内部分解洗浄等を行い、子どもたちが安全に遊び、過ごせるようにメンテナンスも毎年実施しています。

保護者の皆様は、お子様の幼稚園入園を機にずっと一緒に過ごしてきた幼い我が子と離れる時間が生まれることで淋しい思いもあることでしょう。お子さんも親の元を離れ社会生活を始めることで不安や緊張を抱いているに違いありません。朝、お子さんを送り出す瞬間、わが子を手放すのは辛いかもしれませんが、園ではお子さんが幼稚園の中で居心地の良い場所や好きな遊び、好きなお友だちを見つけられるように担任はもちろんのこと職員全員で協力し合いながら一人ひとりのお子さんに声や目や手をかけて保育いたします。どうぞ安心して私たちにお任せください。笑顔で送り出し笑顔で迎える。そんなお母さんでいてくださいね。

子鹿幼稚園は、先生と子どもと保護者の皆様の距離が近く、気さくにお話ができる所がとても良いと思っています。もしもわからないことや心配なことなどがあった時は、ためらうことなく声に出すようにしてみてください。 自分一人のエネルギーだけでは解決できないことも、周りの人がヒントをくれて安心に繋がっていくことでしょう。幼稚園生活の楽しさや充実感を皆が一緒に感じていけますように。

園長 熊田佳美